今年の梅雨は、全国的に局地的な豪雨に悩ませれました。
私のホーム、酒匂川水系も例外ではなく、ドカンと降ったら暫く降らない…そしてまたドカンと降ることの繰り返しでした。

ずっとシトシト降り続いてないので、川の水位は短期間で大きく上下していました。
毎年読み辛くなっていくホーム河川、だからと言って諦める分けではありません。
厳しい状況でも、川を歩けば見えてくるものもあります。
という訳で、梅雨時期の酒匂川水系での釣行記になります!

雨で増水したら、本流へまっしぐら。
増水下で狙うポイントは多々ありますが、今回は魚が留まるであろうポイントを探ってみました。

ある程度増水していても、しっかりと縦方向の反転流が出てる場所。
そんなポイントに、ルアーを送り込みます。
反応があるのは、ボトムへ落ちる波に乗った直後です。





ニジマスだらけ(^^;
しかもヒレピンのワイルドばかりです。
本流の厚い流れに乗り、かなり暴力的なファイトを魅せてくれます。
酒匂川水系の、愛すべき外道ですね!

サイズはかなり大きく、私が今季釣った中での最大は65cmでした(^_^;)
ここは北米か?と思える個体が沢山居ます!










ニジマスだけではなく、勿論ヤマメも生息しています。
ただなかなか難しく、今シーズン本流ヤマメはあまり出会えていません。

これは解禁日に釣った34cm。
他にも数本見つけてはいますが、バラシてばかりです(*_*)

酒匂川本流はヤマメの魚影が濃いとは言えません、しかしちょっと支流に入ると大違い。
沢山のヤマメに会うことが出来ますし、サイズも意外な大型がいたりします。









酒匂川はヤマメとアマゴの分水嶺となっています。
だからなのか、どちらとも言えない魚が存在しています。
側線上の朱色が濃い個体が多い感じです、生で見ると本当に綺麗ですよ!

因みに酒匂川には大小様々な支流が存在します。
メジャーな支流にはしっかりとヤマメの放流がされていますが、殆ど放流していない川もあります。
ですがしっかり探ると、どの支流にもヤマメは案外生息しています。
結構多くの支流がありますので、水系全体を探るのも面白いかと思います!

さて、そろそろ梅雨明けでしょうか。
夏が来ると渓流シーズンも終盤戦、今年もこの酒匂川水系で、良い出会いが訪れるかな!?