Falcon Lures（ファルコンルアーズ）

2023年1発目の記事はルアーのご紹介！
その名もFalcon Lures（ファルコンルアーズ）。

きっと皆さん初耳だと思います。
それもその筈、このルアーは新鋭ビルダーさんが今年リリース予定のルアーなんです。

バルサ材を使用したルアーで、サイズは6cmが基本。
6cmと聞いて、大きなミノーだと感じます？
お察しの通り、やや開けた河川での使用が似合うルアーです。
これはもう、完全に大物へフォーカスしてますね!(^^)!

まだまだ開発中でして、縁あって私がテストさせてもらっています。
バリバリのネイティブトラウトルアーを目指しておられるのですが、この時期テストとなると冬季のニジマスを相手にするしかない…。
なんだか申し訳ない気もします(;^_^A

サイズや重さ、それにアクション別で数種類のラインナップを目指しているそうです。
数種類をテストしていますが、総じて言えることは、どれも見事なフォール姿勢。
これぞ理想的なシミーフォール！という印象です。

Falcon Luresの名の通り、ラインナップには全てハヤブサ系の名称が与えられる予定。

今現在開発中なのが…

Peregrine（ペレグリン）
和訳はハヤブサ。
Falconも和訳はハヤブサ…？
純日本人の私にはちょっと難しいです(T_T)

peregrineは前方重心となっていて、フォール時にはやや頭を下に沈んでいきます。
なので縦方向への反応が素晴らしく、ボトムまで沈めてからの縦アクションが魅力的です。
きっと堰堤や大淵なんかで大活躍でしょう！
前方重心なので、テンションフォールでは見事に水平でフォールしていきます。
ダウンでのテンションフォール時に、アタリが連発したルアーです。

Kestrel（ケストレル）
日本ではチョウゲンボウと言われる、ハヤブサの仲間みたいです。

このケストレルという鳥、どうやら普段はフワフワと飛んでいるようです。
そのフワフワを、ルアーのフォールで再現してみた！ということですが…。

まぁ見事なシミーフォール！
アップ、クロス、ダウン、その全てで流麗なシミーフォールを魅せてくれます。

仕込んでいるウェイトの位置と、ボディ形状の恩恵だと思います。
「喰わせの間」を、オートでここまで演出してくれるとは…見事なルアーです。

Saker（セーカー）
ワキスジハヤブサと言われるハヤブサの仲間です。
モンゴルの草原等、ユーラシア大陸に分布する種の様ですね。

このセーカーというハヤブサ、水平飛行で獲物を追従するみたいです。
それに合わせ、ジャークとリトリーブをメインアクションとして作成されています。

正直このFalcon Lures、全種でステディリトリーブは素晴らしものがあります。
なので良い意味で、Sakerがリトリーブに特化している感は無いんです(;^_^A

特筆すべきはやはりジャーク。
普通ジャークって流れますよね？
しかしこのSaker、ロッドが動いた分だけルアーが動きます。
それ程キビキビとしたアクションです。

ジャークだけでなく、当然トゥイッチも得意。
盛期特有の、ガンガンアクションを付ける釣りには最適化と思います。

この切れのある動きには、横向きのアイが良い仕事をしている感じです。
確かにアイの向きを縦から横にするだけで、スライド系の動きは良くなるものです。
それでもここまでキビキビと動くということは、ルアーの基本性能の高さが成せる業でしょう(^-^)

Gyr（ジア）
和名はシロハヤブサ、世界最大のハヤブサです。
最も大きなハヤブサの名を冠するだけあり、約6gとシリーズ中最も重く仕上がっています。