5月16日、早朝~午前中のみですが、狩野川水系本流域へ行ってきました。
狩野川と言えばやはり鮎が有名でしょうか、鮎の友釣り発祥の地との説もありますね。そんな狩野川、毎年5月の20日前後には本流でのルアー・フライが禁止になってしまいます、漁協さんの決まり事ですので致し方ありませんが、残念です。今年も5月20日で本流はクローズ、よって私は今回が今季狩野川本流最終釣行です。
狩野川はアマゴが生息しています、アマゴと言えばサツキマス。アユの遡上と共にサツキマスや、本流の良型アマゴが動き出す季節です、ロマンがつきませんね。

朝一は最大支流の大見川、その最下流からです。
今年は連日季節外れの夏日が続いていましたが、やはり5月の朝は肌寒い(*_*)
気温15℃、水温11℃でのスタートです。数日前に降った雨の影響で水量は多め、しかし濁りは無く良い雰囲気だと思いました。
淵をメインに探ってみるも良い反応はありません。ボトム付近で一度アタリがあったものの、フッキングには至らずに終了。瀬頭ではチェイスのみでした((+_+))

手早く移動し、続いては狩野川本流、雰囲気満載な大渕にやってきました。言わずと知れた一級ポイントですね!


丁度日が入り始めたタイミングでした、増水で押しの強い流れに負けないように、ルアーはリュウキの80S!
先ずは表層早引き...反応なし。
表層~中層でトゥイッチ...反応なし。
ボトムを感じつつ、縦方向を意識してトゥイッチ...これも反応なしかぁ...ゴン!!
ピックアップ直前にきました!
この場所を知っている方ならわかると思いますが、足元からドン深なんですよね。完全に油断しきった時に真下からルアーをひったくられました!
魚に主導権を握られてしまいました、リールを巻こうにもロッドの長さほどしかラインが出ていませんでした。数秒後にはフックアウト(+o+)
逃した魚はでかいとは言いますが、尺を優に超す、フットボール状の体格、銀色でギラギラした体色は忘れられません。もしかしたらサツキマスだったかもと思ってしまいます...。
悔しくて何度も同じメソッドを試しますが、釣れるのは枝や葉っぱのみ(*_*; 無念です。

気を取り直して少し上流へ行きました。
狩野川上流はあまり反応は良くなかったです、やはり水量なんですかね。慶友病院付近は良さそうでしたが先行者がいましたので、大見川へ転進です。
10時近くなり、水温も上昇してきました。魚は瀬に入ってきている思い、瀬打ちをメインにランガンしていきます!!
何度かチェイスはあるんですが、やはり水量でしょうか、追いついてきません。でもこれ以上ゆっくりは巻けないし、かといってダウンだと出てこない!
こうなったらと取り出したのは、蝦夷50STYPE-Ⅱ ショートディスタンスでのトゥイッチで攻めていきます!
蝦夷が岩の裏で平打ちしている時にその岩から出てきました。


アマゴ、23~24cm、嬉しい一尾です!(^^)!
例え一匹だろうと釣れれば元気になります!

この魚のおかげで、厳しい本流に戻る勇気が出てきました!!
時間が限られている為、狩野川本流をランガンしましたがノーフィッシュ。夕マヅメまでやりたい気持ちを抑えての終了です(*´ω`*)
やはり一筋縄ではいきませんね、しかしそこが面白いところでもあります。今回は本流筋がメインでしたが、支流へ行けば面白いほど釣れると思います。それが狩野川の魅力でもあります!
今シーズンは支流に遊びに来るかもしれません、本流は来年までお預けです。
更に腕を上げて戻ってきます!また、素敵な出会いをお願いします。