お盆も終わり、一日の寒暖差も出てきたこの頃。
秋のヤマメに会いたくなり、支流域へと行ってきました。

前日の雨で、本流は濁りと増水でなかなか厳しい状態。
今回は支流を選択、水系の中でも回復が早い沢へ行きました。

やはり、水はクリアでやや増水というベストコンディションでした。
先ずはこの沢と、本流域との出会い付近をやってみました。




狙いはやや緩めの流れ、勿論しっかりと岩が入っているポイントを狙います。
ミノーをダウンで通すこと数回、明確なアタリがありました!

レインボーですね(;^_^A
しかも循環系の個体だと思われます。

ここの水系、本流域ではレインボーの循環が深刻な問題です。
とは言え魚に罪は全くないので、リリースとしました。

本流域の水通しが良いポイントには、どうもレインボーが居る感じがします。
ここは一気に支流側へ入って行くことにしました。




木々が覆いかぶさり、昼でも暗い支流。
水温も低く、残暑厳しいこの時期でも14℃。

水量はやや多目。
普段はチャラ瀬のポイントも、しっかりと水が効いています。

水の引き際なので、狙うポイントは瀬が絡んだ場所。
押しの強い流れに対し、ミノーをクロスで通していきます。

こういった状況だと、答えは早いものです。





ヤマメです、25cmでした。
体側が薄っすらと朱色を帯びています。

この水系のヤマメは、写真では表現できない綺麗さです。
晩夏の今頃でこの色合い、禁漁間際には信じられない程綺麗になっています。



お腹が膨らんでいました、きっと抱卵しているのかと思われます。
至極丁寧にリリース、元気に泳いで行く姿を見守りました。




更に進みます。

流れがぶつかり、少し深く掘れている岸際。
そんな状況でオーバーハングになっている…絶対に居るはず!

水面から木迄が30cm程度ですが、今回のロッドはカーボンのプロトロッド。
ティップの弾性を利用すれば、低弾道でのピンスポット打ちが可能です。

ティップだけをしならせ、水面スレスレを打っていきます。
するとやはり1発で出てきました!

30cmちょっとの尺ヤマメ!
この川幅でまさかのサイズです(^-^)



かなり綺麗なヤマメです。





自然が生み出す美しさ、見事な色合いです。
本当にこの沢のヤマメは朱色が綺麗。

釣られても全く屈することの無い眼光。
厳しい自然を生き抜いた、大型のヤマメならではです。




本日はこれにて納竿。
存分に楽しませて貰えました!

もう9月がそこまで来ています、渓流シーズンも後僅か。
さて、今年は秋の大ヤマメに出会えるのでしょうか。

Tackle
Rod SEN:KIN プロトカーボンロッド 5.1ft
Reel SHIMANO STELLA C2000SHG
Lure TIEMCO Laks 50S ライムシャートヤマメORベリー

晩夏からのヤマメ釣りは、リアクションに頼る部分があります。
また、曇りやオーバーハング等の自然条件に依存することもしばしば。
このラクスのライムシャートなら、派手目なカラーで視認性も良く、リアクションの釣りには持ってこいです。





ロッドはsenkinのプロトカーボンロッド。
バットにはパワーを持たせ、ティップは繊細かつ高反発に作っています。

尺ヤマメのファイトも余裕で受け止め、ティップは微かなアタリも見逃しません。
ティップの戻りが早いので、キャストがかなり楽なんです。
動画を見て頂ければ、その感じが分かると思います!