ん~関東地方は梅雨入り宣言したというのに、何だか雨の降りが今一な気がします。私の様な時間が限られるサラリーマン釣師にとって、この時期の雨は釣りに行くか否かの重要な分水嶺です。今日は休み、でも世間的には梅雨の合間の貴重な晴れ間、釣師にとっては微妙な晴れ間(*_*; 取り合えず朝一で川を見に行ってみましたが何とも微妙、となれば、今日は奥様の機嫌取りで決定です!家事全般を頑張ります!!

食器洗いと掃除、洗濯を済ませて一息 (;´∀`) 時間が余ったので釣りの装備品の手入れをすることにしました。ウェーダーとベストを洗い、シューズのスタッドを変えたいと思います。

ウェーダー&ウェーディングシューズです。ウェーダーはシムスのG3ガイド、発狂しそうな値段ですが、その分耐久力は抜群です!恐らくウェーダーとしての機能は最高峰ではと思います、買ってから約2年、太腿下までのゴアテックス部分は勿論、各つなぎ目からの浸水も全く皆無です。1万円前後のウェーダーをちょくちょく買い替えるより費用対効果は高いかもしれません。私も断腸の思いで購入しましたが、お勧めです!!
ウェーディングシューズはシムスのヘッドウォーター・ブーツ、軽量ですし、やはりシムスのフットウェアは凄いです。足首までしっかりホールドしてくれますから一日釣り歩いても安心です。シムスのブーツの中では比較的柔らかい部類に入ると思いますが、それでもやっぱり固い感じです。長距離を歩く釣りであったり、山岳渓流には不向きですね。本流や里川程度であれば最強です!


ベストは同じくシムスのガイドベスト 、このグレイストーンという色が好きで買いました。シムス全般に言えることなんですが、配色が何とも格好いい!ウェアに着られちゃってます(;´∀`) ガイドベストは合計24個ものポケットがあります、決して全て使うことはありませんが驚きの収納力です。これは約3年使用しています、糸のほつれなんかはありますが、使用には全く問題なし!方の部分が大きいので道具を沢山収納してもそこまで疲れません、夏場はちょっと暑いのが難点ですね。

ウェーダーとベストを先ずは軽く水洗い、付着した砂や土、葉っぱなんかを流します。これだけでも意外と汚れが落ちる!ベストのポケットなんて結構砂みたいのが入っていたりします。

使う洗剤はこれ!ニクワックス!!イギリスのメーカーが手掛ける、ゴアテックスなどの透湿防水系に使える代物です。緑がテックウォッシュという洗剤で、青はTXダイレクトという撥水剤。昔から釣り用品だけでなく、アウトドア用品全般の洗濯にはこれをつかっています。ゴアテックスのウェアはやはり良いです、完全に蒸れないという訳ではありませんが、それでも普通の防水素材には戻れなくなります。しかしその分高い!長持ちさせる為にはメンテナンスは大切です。この洗剤は最高ですよ!

水洗いした後で再度水を貯めてテックウォッシュを投入、説明にはぬるま湯が良いと書いてありますがこの時期なら水道水でも全然いけます。流石は透湿防水系専用名だけはあって、泡の目が細かいです、透湿防水素材には眼に見えないほど小さな穴が開いているみたいですので、そこに入り込んで汚れを落としてくれる感じなんでしょうね!(^^)!

テックウォッシュで洗い終わったら泡がなくなる迄十分濯ぎます、次は撥水加工です。また水を貯めてウェーダー類を浸し、撥水剤のTXダイレクトを投入します。全体に行き渡るようにかき混ぜて、15分程度放置します。このTXダイレクトという撥水剤、効果は申し分ないんですが、匂いが独特です。お酢のような匂いがします、初めて使った時は腐っていたのかと思ったぐらいです(*_*)


ある程度付け置きしたらよく濯いで干します。因みにこれ等の工程、私は前から素手でやっていますがあまりお勧めしません、皮膚までも強力撥水されます。それ程ニクワックスは強力です、使用したプラスチックコンテナも強力撥水されています(;´∀`)
さて、乾燥には半日以上かかってしまいました、夜になって乾いてきましたので撥水テスト。

写真はベストの肩の部分、水をかけると玉状になってコロコロ転がっていきます。ベストはゴアテックスではありませんが、この撥水力!少しの雨なら問題なし!! 因みにウェーダーの方も写真を撮ろうと思ったんですが、この時点でまだ乾いていなかったので断念。しかし、驚くほど撥水することは約束できます。

続いてはブーツのスタッドを取り替えたいと思います。 このスタッドという物、正式名称をハード・バイト・ブーツ・スタッドと言うようです。シムスブーツの尋常ならざるグリップ力は、このスタッドのおかげと言っても過言ではないでしょう!


ん~ツルッツルですね、それでも約1年持ちました。釣行回数にも左右されると思いますが、徐々にグリップ力が落ちていくので何となく体が慣れてしまって、交換時期が分からないんですよね(*_*)

手前が使用済み、奥が新品。差は歴然ですね、あのブツブツしたのが苔や岩にしっかり食い込みグリップしてくれています。それでも徐々に減っていき、最終的に手前のスタッドの様になります、こうなるとグリップは極端に落ちますね。

無事に全部交換完了~♪ 因みに私は左右同対象に合計8ヵ所スタッドを打っています、何処に打つのが正解なのか未だに分かりません。


メンテナンス中に出てきたシムスのタコバック、これもお勧めです!ウェーディングで濡れたウェアを入れるには最適です、車での釣行にはかなり重宝しています。完全に開けばチョットしたシートみたいになります、河原で休憩するときに役立ちますよ(^.^)/


しかしまぁ、車のトランクが釣り道具で一杯(*_*; ちょっと整理しなければですね...。