5月も終わろうとしていますが、思い返せば週末は殆ど雨でした。
土日が雨で、残念な思いをした方もいらっしゃるかと思います。
ですが河川にはかなり恵みの雨!
川は一気に渇水から抜け出せたようで、どの河川も笹濁りの水を湛えています。
こうなると川全体の活性が上がり、鱒達もアグレッシブに動いてきます。
今回は最盛期を迎えた里川に、良い出会いを求めてみました。
川は纏まった雨から、水位が落ち始めた状況。
増水に合わせて動いた魚達は、急いで自分のポジションを見つけているはず。
こんな時はそのポイントでの最高の一点に、一番強い魚が居るものです。
狙いは流れが絞れた場所、流れてくる餌が一点に集まるところです。
ダウンにキャストしたルアーを、徐々にその一点に近付けます。
するとガツンとアタリました!
この里川で生まれ育ったレインボー。
35cm程ですが、その体にはまだパーマークが薄っすらと残ります。
続いて、またもレインボー。
まぁ強烈なファイトでした!
先程の魚もそうですが、各鰭は完璧です。
放流レインボーに見られる、鰭条(キジョウ、鰭にある芯の様な物)や鰭膜(キマク、鰭条を繋ぐ膜の様な物)の欠損は全くありません。
これじゃあ良く引くわけです(;^_^A
レインボーが良いポジションに入っている感じですが、ヤマメ・アマゴもしっかり入っています。
大場所はサイズに勝るレインボーに分があります、なので良い感じの小場所を狙ってみました。
流石はヤマメ・アマゴの混生域のマイホーム。
どっちだか良く分からない魚です(^^;
薄っすらと朱点が見えるので、アマゴでしょうか。
何れにせよ物凄く綺麗でした!
続いては堰堤、狙いは落込みからの巻き返し。
縦方向の流れの変化を見ていきます。
白泡にキャストし、落ち込む流れを利用しボトム付近までルアーを届けます。
ルアーのテンションに注意し、巻き返している波に到達したらアクションスタート!
縦方向のアクションをチョンチョンでドカン!ときました‼
約40cmのレインボー。
見る角度によってはかなりギラギラしていて、正に本流ファイターといった装いです。
フックが曲がるかと思うほどのファイターでした!
続いては深瀬、こういうポイントでは、ルアー沈ませる工夫が必要です。
私が見るのは波、沈み込む波にルアーを送り込みます。
沈む波に乗ると、ボトム直前でルアーが僅かに浮きます。
それがアクション開始の合図です。
意識するのはやはり縦方向のアクション、時折横方向のトゥイッチも織り交ぜます。
今度はピックアップ寸前で喰い上げてきました!
黒点が多めのレインボーです。
この子はやたらとジャンプしました、水面から50cmぐらい飛んでたと思います(^^;
プロトカーボンロッドを絞り込む強烈なファイトでしたが、ジャンプにも追従してくれるロッドに助けられました。
このレインボーで納竿、正直腕が痛いです(*_*;
さあ、いよいよ最盛期を迎えた渓流釣り。
これからは一雨毎の変化に注目です!
皆様にもいい出会いがあることを祈っていますm(__)m
Tackle
Rod SEN:KIN プロトカーボンロッド 5.1ft
Reel SHIMANO STELLA C2000SHG
Lure Falcon Lures プロト45S
プロト45F
HARD STREAMS T-Gravits36S
今回レインボーに使用したのはファルコンルアーズの45㎜、そのシンキングとフローティングです。
シンキングの性能は以前からお伝えしていますが、フローティングはかなりヤバイ動きをしています。
一言で言うと、留められるルアー。
ダウンでキャストし、「ここ」という場所でずっと留められます。
それがいかに効果的か、是非とも体感して頂きたいです。
今年中には販売出来るかなぁ~(;^_^A
アマゴを仕留めたのはハードストリームスのティーグラヴィッツ36S。
小さいのに飛ぶは潜るは動くは…そりゃ釣れますよ(;´∀`)
定番の50㎜サイズのルアーでは見向きもしない、そんな時の必殺兵器として忍ばせておくのをオススメします!