今年の梅雨入りは例年よりかなり遅く、6月20日過ぎでした。
雨が降ってもシトシトという感じではなく、短時間に集中して降っていました。
また気温もかなり高く、7月前半で35℃に達する日もありました。
川の状況を読むのも中々難しく、例年にない環境に、過去の経験や知見をリセットしなければならない状況。
今年は通い慣れた酒匂川水系を歩き倒し、自分の釣りを組立て直すことを一つの目標にします。
足繁く通った支流に立ち、空を見上げます。
川に立ち直ぐに釣りを始めずに、変化したであろう環境に目を向けます。
強い日差しは木々に遮られてはいるものの、所々で川面を強烈に照らしています。
水温計を持ち、様々な場所の水温を計ってみました。
日向、日陰、深場に浅瀬、水流の緩急…こんなにも水温に変化があるとは想像もしていませんでした。
一つ一つのポイントへ、丁寧にルアーを通していきます。
通い慣れた渓です、魚がどれだけ居てどこに着いているかは概ね把握しています。
今年はチェイスはあれども、その距離が短い気がしていました。
空や川、川辺の植生や虫の付きかた、それらをじっと観察していたら、やっと答えが見つかった気がしました。
思った通り、環境がどんなに変わろうと、魚は安定した場所を好む様です。
その日の川で、「平均」なポイントへアプローチすると確実に反応します。
サビが落ちた初夏の魚は綺麗です。
ギラギラの白銀になる個体、鮮やかな体色を纏う個体、そのどれもが美しく、力強さを感じます。
魚の体高が出てくる季節です、チェイス~バイト~ファイトはかなりアグレッシブです。
汗ばむのは気温のせいだけではありませんね(^^;
環境が急変しようとも、魚達はそれに順応し力強く生きています。
その時々の状況を考えながら釣る事も、楽しみの一つですね。
真夏を迎える酒匂川水系ですが、まだまだ楽しめますよ!(^^)!
Tackle
Rod SEN:KIN プロトカーボンロッド 5.1ft
Reel SHIMANO STELLA C2000SHG
Lure Falcon Lures 50F
夏のミノーイングはフローティングが面白い!(^^)
このFalconLures50Fは最高に面白いですよ!
既存のフローティングミノーって、そのほとんどがウォブリング主体のアクションかと思います。
しかしこのFalconLures50Fは一味違います、ヒラ打ちするフローティングミノーなんです。
タダ巻きではローリング主体、トゥイッチを加えると潜りながらヒラ打ちします。
未だテスト段階ですが、発売されたら是非使ってみて下さい。
フローティングの概念が変わりますよ(^^)