本日は釣友数名と鮎沢川で鬼退治!

と言う訳で、行ってまいりました鮎沢川。
実は5/27は鮎沢川の放流日でした。
釣友達と放流作業を手伝いがてら、余った時間でちょこっとだけ釣らせてもらいました。





アマゴの放流は滞りなく終了しました、鮎沢川漁協管内には、アベレージ35cmの大アマゴが満遍なく入っています。
そして、5月終盤を迎えた鮎沢川は、水の状態が非常に良い感じです。
適度な水量で、水質はクリア。
渓流釣りにはこれ以上ない好条件ではないでしょうか。

最良の流れに乗り、アマゴ達は放流地点から思いのままに散っています。
明日にもなれば、管内のどこに潜んでいても不思議ではありません。
魚を探す、面白い季節になってきました。

さて、汗だくになりながら放流作業を終えた私達。
この後はほんの少しのご褒美タイム(^-^)
あまり邪魔にならぬよう、ちょっとだけロッドを振らせてもらいました。




名人級の釣友は、開始1投目でキャッチ。
40cmに迫る、銀化した大アマゴでした。

開始早々に釣った釣友を、妬む訳でも羨むでもない。
皆で和気藹々と、大アマゴ釣りを楽しむ。

地元名手の釣友が言いました。
「例え放流魚でも、こんなに大きなアマゴ釣りを、釣欲抜きで単純に楽しめる。そんな川って、他にある?」
私が知る限りありません(^^;

いつもは真剣にネイティブトラウトと向き合う釣友達、今日だけは笑顔で譲り合います。
私が鮎沢川を好きな理由は、正にこれです。
アングラーにとって、束の間の憩いの地であって欲しい、心からそう思います。




さて、そろそろ私も楽しませて頂こうと思います。
サイトで見つけたアマゴに対し、ダウンでルアーを送り込みます。
すると即座に喰ってきました!

これぞ鮎沢鬼アマゴ。
この時期にブナ模様のアマゴを釣れるのは、鮎沢川以外にないのではと思います。
なんせ口が堅いので、フッキングには要注意です!



場所を変え、今度はトロ瀬とガンガン瀬の境目付近を打っていきます。
俗に言う「リフル帯」、大型の魚はこのリフル帯に着く印象があります。
リフル帯でルアーを一瞬留めた時に喰ってきました。

先程より細身ながらも、顔は猛禽類を思わせる程に雄々しい。
この魚はかなりアグレッシブに、ルアーへアタックしてきました。
食性というよりは、威嚇に近い感じです。
放流したては、やはりリアクションの釣りが早いです。



また場所を変えていきます。
今度はガンガン瀬、ブラインドで釣って行きます。
この辺りに居るかなぁというポイントに、ダウンでルアーを送り込んでいきます。

流心で流れを分断している岩、その横を通った時にきました!





またまた鬼系のアマゴ、今日の私は銀化が釣れませんね(^^;
鬼アマゴはあまり引かない印象ですが、この個体は引きました。
ガンガン瀬で掛けたから、流れに乗ってどんどん下られました。

少し下流で釣っていた釣友もヒット。
魚を見に行くと、体高がある銀化アマゴでした。
サイズを計ると40cmジャスト!

今回の放流魚、サイズでは銀化の方に分がある感じです。
銀化は時間が経ってもそれなりに釣れる印象です、今後も私たちを長く楽しませてくれるかもしれません。

お昼過ぎには納竿、川にはまだまだ沢山のアマゴが泳いでいます。
予報では、来週はずっと雨模様。
アマゴは雨子と言います、鮎沢川はこれからが盛期ではないでしょうか!




Tackle
Rod SEN:KIN プロトカーボンロッド 6.0ft
Reel SHIMANO STELLA C2000SHG
Lure HARD STREAMS T-Gravits36F
オイカワ商店 Stream Intruder50
Falcon Lures プロト45S

鮎沢川は小規模な里川です、ロッドは河川規模からすると4ft台でも十分です。
ですが放たれる魚のサイズと、ちょっと独特な釣り方とで、ロッドはやや長めが使い易いです。
このプロトの6ftなら、全てが丁度良い。
アップでもダウンでもルアー操作はし易く、40cm前後の魚にも主導権は与えません。
バレやすい鬼アマゴですが、中弾性カーボンの曲がりがしっかりと魚に追従します。
今年発売できるかな~。



T-Gravits36F
放流直後の魚は、積極的に動きはしません。
養魚場と似たような緩目の流速を探し、定位することが多いです。
ヘビーシンキングミノーでは、緩流帯ではしっかりと誘えきれないことがあります。
そんな時はフローティング、T-Gravits36Fの出番です!
36㎜と小粒な為、きっと魚に与えるプレッシャーが少ないのかと思います。
魚がルアーを通すと警戒して逃げたり、着水音で散ったりということがかなり少ない。
このルアーを鬼アマゴの眼前で留めてみて下さい、一発で喰ってきますよ!



Stream Intruder50
ボトムサーチ能力と、ハイレスポンスが見事に両立したルアー。
4.0gとは思えない程良く沈み、素早くボトム付近をチェックできます。
丁寧にロッド操作を行えば、ボトム付近をキープし、ヒラ打ちしながら引いてこれます。
堰堤だらけの関東周辺河川、このルアーは必須ですね。
そりゃ売り切れる訳だ(^▽^;)



Falcon Lures プロト45S
超ハイレスポンスなバルサミノーFalconLures、その45S。
3gを切る重量ですが、スリムボディとリップ角度で良く潜ります。
超低速からウォブリングし始め、ロッドへの入力には敏感にアクションする。
リトリーブを止めると、見事なシミーフォール。
…もうこれ一つ持ってれば十分では(^^;
兎に角凄いミノーです、続報をこうご期待!