鮎沢川の追加放流のお手伝いに行ってきました!

鮎沢川と言えば、ハイクオリティな成魚放流が有名です。
この成魚、大体月に一度は放流されます。
今回はたまたま予定が合ったので、大好きな河川へとお手伝いに行ってきました!

集合場所は漁協小屋の前、参加者は10人前後と言った感じです。
約半分はボランティアの様でした。




成魚はいつも、分散放流を心掛けているようです。
でも時には人手が足らずに、一か所に集中して放流することもあるとか...。

今日はこれでも参加者が多い方です、頑張って分散放流していこうと思います!

更に今回は何と、稚魚放流も行うみたいです。
派手な成魚放流の裏で、稚魚放流のような魚を育てる活動もしています。
河川の肝は生物の循環再生、鮎沢川漁協さんもしっかり考えておられるんです!(^^)!
数年後には成魚放流体ではない、天然循環の鬼アマゴが釣れるのではないでしょうか!

そうこうしている間に、静岡内水面のトラックが到着!
事前に渡された、放流マップを見ながら作業開始です!



放流マップを見ると、成魚と稚魚をどこに入れるかがしっかりと分けられています。
やはり、本流筋には成魚のようです。
という訳で、まずは成魚から放していきます!

毎度お馴染み、この厳ついアマゴ!
ヒレなんかもかなり綺麗な状態です、本当にクオリティ高い。





ブナが入った個体は格好良いですね~(^^)
この時期にこの体色の魚が居るなんて、自然の状態ではまずありえないことです。
例え養魚場でも、一体どうやって育てているんでしょう?




成魚はブナが入った個体だけではありません、ギラギラに銀化した個体もいます。
これもやはり綺麗、ヒレの欠損がほぼ無い個体もいました。
写真の撮り忘れましたが、40cmを遥かに超える銀化個体もいましたよ(^.^)/




成魚は結構分散しました、管轄内には細かく入っているかと思います。

放流する際はトラックから河川迄、ビニールに入れて運びます。
しかし1尾1尾が大きので、ビニール内で直ぐ酸欠になってしまうんです。
なので基本、魚入りビニールをもらったらダッシュ!
...疲れました(;´∀`)




成魚が終わったら次は稚魚!
稚魚は一部は本流へ、メインは支流上部へと放しました。



大体10cm前後でしょうか、稚魚は綺麗ですよね~(^-^)
色合いがクッキリしていて、パーマークや朱点がハッキリと出ています。



ビニールバケツに入れて運び、じっくりと水合わせを行います。
岩の隙間や、ボサの下に放してきました。

大きく育って欲しいですね!
成魚放流の裏で、こういった地道な活動をすることは素晴らしい事かと思います。
来年の解禁日には、この子達がアングラーを楽しませてくれることを願います。







鮎沢川の放流は、来月以降もある様です。
これから梅雨になり、水量が増えれば更に面白くなりそうです!
今後も鮎沢川から目が離せませんよ‼