4月が始まりました~!

シーズンインからを振り返ると、渇水と低水温に悩まされた1ヶ月でした。
関東近郊の、殆どの河川でそんな状態。
釣り、特にルアーフィッシングには非常に厳かったです。

3月も後半になるにつれ、徐々に雨が増え、気温も上がってきました。
ですがやはりまだまだベストシーズンとは言えません。
…と普通の河川ならそうなりますよね?



しかし早川はちょっと違います(^-^)
シーズン前の放流を含めると、4月迄で3回もの成魚放流を行っています。

魚の密度はどんどん濃くなっています、これもう何処にでも魚が潜んでいる状態ですね(;´∀`)

と言う訳で、ここ数回の早川釣行をお届けします!

この数週間で、本当に水は良くなりました。
ですがまだまだですね、もうちょっと連続した雨が降って欲しい所です。



CR区にせよ自由区にせよ、狙うのは水が生きている所。
特にCR区は魚影が濃いので、美味しいポイントには必ず魚が居る筈なんです。

取り合えず魚の顔を見るのなら、そんなポイントにダウンでアプローチしていきます。

ルアーはスプーンかスピナーを使えば、答えが早いです。
その日の状況で、重さやリトリーブ速度を変えます。





ダウンでゆっくり誘うと、直近の放流個体であろうニジマスがまぁ釣れます(^^;
何が何でも魚を釣りたいのなら、流れが緩めの竿抜けポイントでこうすれば釣れると思います!
バリバリの放流ニジマスは、結局管釣り的な釣方が一番釣れるということです。



因みに放流ニジマスでも、流心付近に入っている個体も当然います。
そんな個体は結構アグレッシブで、体も綺麗な感じです。

比較的ヒレもしっかりしていて、鼻が尖ってます。
恐らく、暫くするとワイルド化すると思われます。
こんな魚が残ってくれたら、凄まじいファイターになるんでしょうね(;^_^A




早川の釣りは、何も管釣り的な釣りだけではありません。
ネイティブトラウトの釣りもしっかり成立します、ちょっと難しいんですが…(*_*)

放流したての魚とは違い、より早川に馴染んだ魚を狙ってみます。
彼らはペレット主体の食性を忘れ、リアルベイトを捕食して生きています。
ダウンで止めるようなメソッドでは、あまり好反応を得られません。



マッチザベイトの考えは大切です、でもそれはペレットへのマッチではありません。
早川という河川の生態系を踏まえ、マッチザベイトを考えていきます。

強い捕食者は、必ず自分にとって最適なポジションを選びます。
イメージ的には、そこにルアーを送り込み、アクションを加えルアーを生かす。
そんなことを続けていくと…





放流サクラマス、ジャスト40cm。
ヒレはかなり回復していて、体色綺麗な銀色をしています。
恐らくは、初期の放流個体だと思います。

放流魚にありがちな、鼻の傷も癒えてきていました。
これからもっと捕食して、体高が出れば凄いことになりそうです!




アップ~クロスの釣りを展開していくと、案外ヤマメのチェイスが見られます。
チェイスしても食い切らない時は、やはりダウンに変えます。
ダウンで流しても、アクションは加え続けます。
でないとニジマスが喰ってきますからね(^^;





実は同じポイントでニジマスも釣れています。
その後、ルアーにアクションを加えるとヤマメが出てきました。

あぁ…パーマークたまりません(*´ω`*)




春になり、早川周辺のソメイヨシノも満開です。
三寒四温が終われば、ミノーイング最盛期。
待ち遠しいですね~!




3月末の放流では、かなり大型のヤマメも放された様です。
放流直後ですので、ダウンで止めるイメージで釣って行きます。





余裕の尺上ヤマメ。
赤色が強く出ています、放流直後の個体ですのでヒレは残念ですが、体色はかなり綺麗です。
これが残ってくれたら最高ですね!




今年は冬が長かった印象です。
しかし、ここ最近でやっと春めいてきました。

暖かくなり、降雨量が増えれば、魚達も元気に捕食活動に勤しむことでしょう。
早川に放たれた魚は、アベレージサイズが大きいです。
そんな魚達が、積極的に捕食活動を行う。
早川はこれからですね!!




Tackle
Rod SEN:KIN プロトロッド 5.6ft
Reel SHIMANO STELLA C2000SHG
Lure SHIMEY55
   アングラーズシステム BUX


ワイルド系の魚を狙うのは、ミノーに軍配が上がります。
私が早川で使っているのは、「川に魚が増えるルアーSHIMEY」
縦の動きがなかなか良い感じのルアーです、ボトムからの縦ジャークでサクラマスも釣れました。

放流狙いには、アングラーズシステムのバックス。
フロントワイドの形状が、ダウンでも浮き上がりを極力抑えます。
5.1gを持っていれば、ロッドワークで殆どのポイントを網羅出来ます。
早川攻略の際は、ボックスに忍ばせてみて下さい。