今年の早川は、トラウト系の盛り上がりが凄かったですね。
10月14日の禁漁を迎え、来年の3月1日迄は早川で釣りが出来なくなってしまいます。

ところが! 
今年は何と、冬季のニジマスC&R区間が設定されます!

期間は10月24日~12月31日
時間も決まりがあり、7:00~16:00迄となります。

河川全体で釣りができる分けではなく、区間も決められています。
C&R区間は、風祭魚道上流~山崎まで。

対象魚種はレインボートラウトのみです。
ですが、60cm前後の大型が200匹前後は入るようです。
中型は当然それ以上、放流も複数回に分ける予定。

こんなモンスター級もいるかもしれませんね!



釣法はルアー・フライ、それに餌釣りも可能!
ですが、餌釣りは区間の下流域のみで可能なようです。
ルアー・フライは全域で楽しめます。

他のC&R区間と同様に、フックはシングル・バーブレスです。
かなり大型のレインボーも入るので、太軸でなくては厳しいと思います。

そして遊漁料。
冬季の設定がある河川では、殆どが冬季の特別料金となります。
ところが今回の早川は、なんとシーズン中と同じ遊漁料です!
つまり、日釣りが¥1,300。
更に今年の年券を持っている方は、その年券がそのまま利用可能となります!
かなり太っ腹な感じです、これは一度は遊びに行きたくなるのではないでしょうか!?




では冬季C&R区間のご紹介をしていきたいと思います。



先ずは最下流部となります、ここが通称「風祭魚道」。
この魚道上流からが、冬季のエリアです。

魚道の上部から結構簡単に入渓可能です、藪漕ぎは…必要ですね(^^;

風祭魚道から上流へ向かうと、「太閤橋」があります。
太閤橋直下は堰堤になっており、良い感じの深みがあります。

太閤橋から下流はこんな感じです、瀬~ガンガン瀬~大淵と変化に富んだ渓相です。
因みに餌釣りが可能なのがこの風祭魚道~太閤橋の区間です。
勿論、ルアー・フライの方も入れます。
個人的には、早川で一番面白いと思っている区間です。




太閤橋は、国道1号線の「地球博物館前」という信号を曲がって直ぐです。
一本道なので、迷うことは無いかと思います。

太閤橋の上下は駐車スペースがあります、上手く駐車すればここだけで車20台前後いけそうです。
ここから上流はルアー・フライ専用区となります。

太閤橋直上の渓相です、瀬がメインとなってきます。

こんな感じで、土手伝いに上流へと移動できます。
所々広くなっていて、駐車スペースは結構充実していると思います。

上の画像が土手の行き止まりです、ここまでは車でこれます。



要所要所に階段もあります、と言うか階段が無くても、早川の護岸は非常に降りやすい作りになっています。
正直何処からでも入渓可能な気がします。

瀬がメインではあるんですが、堰堤が数か所あり、堰堤直下は良い感じに掘れています。
温暖な小田原を流れる早川ですが、冬季の終盤は流石に深場攻略になりそうですね。



更に上流も冬季の区間です。



山崎地区に架かるこの吊り橋、「前田橋」と言います。
この前田橋の上流までが、冬季の区間になります。

因みに前田橋周辺には、これと言った駐車スペースがありません。
なので、下流に駐車して川を遡行するのがベストだと思います。

前田橋から下流、川幅が絞れており、流れの押しは強くなってきます。

前田橋上流にはハシゴがあります、安全に入渓出来ます。

かなりの深瀬があります、例年大型ニジマスが居着いているとかいないとか…。

画像の壊れた堰堤が冬季の上限です。




以上が早川冬季C&Rの紹介です!

近年は冬季C&Rを設定する河川が増えています、静岡県なんて結構ありますよね。
都心からのアクセスも良く、年券がそのまま使える早川冬季。
どれ程の盛り上がりを見せるのか、今から楽しみです!

しかし、こうなると道具のメンテナンスができませんね(^^;

River Keepers